一期一会

2011年2月例会レポート 「くすりじゃないよ、薬物は。」

こんばんは。広報担当のヤマベです
2月18日は一期一会の2月例会でした。
今回は私の属する6班が企画して
「くすりじゃないよ、薬物は。」と言うタイトルのもと
薬物防止のためのお話を
薬剤師の佐藤拓司さんにして頂きました。


佐藤さんは過去の体験から
(佐藤さんが薬物経験者ってことじゃないんですが^^>)
薬物で大変辛い目にあう人達を少しでも減らそうと
小中学校で薬物防止の啓発講演をして廻られているそうです。
シンナー、MDMA、覚せい剤など
薬物中毒になってしまう人は
中学生などの若年者に多いそうです。
しかも女子に多いそう。
しかも「覚せい剤」「シンナー」などは
昔では
「不良がやるもの」というイメージが有りましたが
今は
本人もそれが薬物だと知らないうちに
「やせる薬だよ」等騙されて
しかも最初は無料で貰えてしまったりするそうです。
また
知らないうちに飲まされてしまう事もあるそうです。
だからそれが
酷い中毒症状や禁断症状を伴う薬物であるという自覚すらなく
騙されて飲んでしまうことも多いそうなんです。
しかし、一度摂取してしまうと
もう止められなくなってしまい
再度摂取するためなら
何でもしてしてしまうという酷いことになってしまうそうです。
これは怖いですね。。。!
大人の私達でも関係ない訳ではないですよね。
知らないうちに自分の子供たちが薬物に冒されるリスクがあったり
薬物中毒になってしまった人達に
無理解と偏見を持つことによって
よりその人達が更正しづらい環境を
つくってしまうことにも繋がります。
アメリカではもっとドラッグの問題は深刻になっていますが
警察が逮捕して取り締まるだけでは再犯率が60%にもなってしまい
刑務所がいっぱいになって公的財政を圧迫してしまったため
「協力して助け合う教育」を取り入れたところ
再犯率が25%に下がったとの事例が以前TVで紹介されていました。
HIVなどでも最終的に一番効果が上がる対処法は
「教育をして 蘭hする」と言うことだそうです。
薬物で人生を辛く厳しいものにしてしまう前に
それを避けられるように教育することはとっても大事ですよね。
今回はビジネスに直接関係する内容ではありませんでしたが
社会の一員として学ぶ価値のあることでした。
またこれを機に「一期一会 薬物防止委員会」も立ち上げられ
年に一度程度のボランティア活動も計画されることになりました。
しかし佐藤さん。。。ただのイケメン薬剤師ではなかったのですね(笑)
驚きのカミングアウトに一同びっくり&講演に面白みが加わりましたね^^!
その佐藤さんの講演の後には
第二回目の「しゃべり場」が開催されました。
今回は社労士の山下さんが司会。
「職場の女性にどうやって気持ちよく仕事をしてもらえるだろうか?」
「どうやって部下を上手に指導できるだろうか?」
等に、皆さんのご意見やご質問、
「ウチはこうしていますヨ」という参考アドバイス等
沢山出していただき、大変勉強になりました!^^
一期一会は本当に様々な業種の方が集っていますので
(税理士事務所、弁護士、社労士、眼科、美容室、不動産、証券会社、スーパー、廃棄物回収、人材派遣、夜のクラブ経営、広告代理店などなど。。。)
本当に様々な業界の違った意見や見方を知ることができるんですよね!
ある業界では当たり前のシステムなのに 違う業界では全く斬新である、と言うこと
よくありますものね。
これって本当に一期一会のすごい強みだと思います^^
次回も楽しみです!

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